「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2:リミックス」 感想・レビュー / We are Groot!

 

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くろうさです。

 

5月12日に公開したマーベルの新作「ガーディアン・オブ・ギャラクシー2:リミックス」を見たので、今さらですが感想やレビューを書いていきたいと思います(笑)

※以下ネタバレを含みます

 

 

1.映画「ガーディアン・オブ・ギャラクシー2」のあらすじ

 

 “スター・ロード”ことピーター・クイルをリーダーに、凶暴なアライグマのロケット、マッチョな破壊王ドラックス、ツンデレ暗殺者ガモーラなど、たまたま出会ったノリで結成された宇宙の“はみ出し者”チーム、<ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>。
 小遣い稼ぎに請けた仕事をきっかけに、強大な力を持つ“黄金の惑星”の指導者アイーシャ率いる無敵艦隊から総攻撃を受け、彼らの宇宙船ミラノ号は壊滅寸前に…。間一髪、ガーディアンズを救ったのは“ピーターの父親”と名乗る謎の男エゴと、触れただけで相手の感情が分かる能力を持つマンティスだった。仲間からの忠告にも関わらずエゴに魅了されていくピーターの姿を見て、次第にチームの絆に亀裂が…。
 そこへ“ピーター育ての親”ヨンドゥが率いる宇宙海賊の襲撃や、さらに銀河全体を脅かす恐るべき陰謀が交錯していく。はたして、ピーターの出生に隠された衝撃の真実とは? そして、彼らは絆を取り戻し、銀河を救うことが出来るのか?
 その運命の鍵を握るのは、チーム一小さくてキュートな、ガーディアンズの最終兵“木”グルートだった…。

 

2.大まかなストーリー(※ネタバレ有り)

”ガーディアン・オブ・ギャラクシー”らメンバーは、ソブリン星の王族に雇われ、アニュラクス電池を捕食しようとするモンスターと戦うことになり、苦戦するも何とか勝利。

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成功報酬として、ソブリン星で捕まっていたネビュラも引き取り無事帰還....

 

と思いきや、ロケットが電池をいくつか盗んでいたのがバレ追われることに。大量のドローンに追われピンチに陥るも、誰かの手助けによりなんとか逃げ延び惑星ベアハートに不時着。

 

そんな彼らの前に、先の戦闘で手助けしてくれた人が登場。その男はなんと、ピーターの父と名乗り出たのだ!!

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母親を見捨てたと思っているピーターは一度彼を拒絶するも、ガモーラの説得もあり、ロケットとグルートをネビュラの見張りのため残し、残りのメンバーでピーターの父(エゴ)の惑星に行くことに。

 

道中、エンパス(相手の感情を読み取る能力)をもつマンティスにより、ピーターのガモーラへの恋心がばれるというトラブルがあったが、なんとか惑星に到着。そこで、エゴの正体やピーターの知られざる事実が判明することに!

 

一方、ロケットたちは、ソブリンからの依頼で彼らを捕まえに来たヨンドゥ達と対峙することに。しかし、ヨンドゥはピーターへの甘すぎる対応から反感を買っていた、テイザーフェイスらや、グルートを言葉巧みにだまし逃げ出したネビュラ達によって、ロケットたちと共に捕まることに.....

 

頭のフィン(モヒカンみたいなの)が破壊され、戦闘不能に陥ったヨンドゥはロケットと共に牢屋に入れられることになる。なんやかんやで打ち解けた彼らは、マスコット扱いのおかげで自由に動けるグルートや、テイザーフェイスのやり方が気に入らない元副官の助けにより、プロトタイプのフィンを盗むことに成功。

 

力を取り戻したヨンドゥはロケット達と協力し、裏切った奴らを全員倒し、エゴの惑星に向かうことに。

 

エゴの惑星では、ピーターは父を受け入れ始めていたり、ドラックスはマンティスと距離が近づいたりと、各々いい雰囲気になっていたが、一人警戒していたガモーラがピーターと喧嘩をしてしまった。

 

飛び出したガモーラが一人っきりでいると、彼女を殺しに来たネビュラと対峙することに。洞窟のおくまで追い詰められ苦戦するも、そこでネビュラの本音を聞き、和解することに。二人協力して脱出しようとする彼女らの目の前に、骨の山が...

 

なんとそれはエゴの子供たちの骨なのだった。

 

彼はなんと、宇宙を征服しようとしていたのだ!しかし、自分の力のみでは不可能だと悟った彼は、子供を作り、自分の分身を生み出すことで、それを補うことに。

 

ほとんどの子供が失敗作として処分される中、唯一、ピーターのみが成功例だったのだ。

 

ピーターは意識をのっとられ、エゴと共に宇宙を侵略しようとするが、母が死んだ理由を、エゴが「これ以上情が移り、計画に遅れが生じさせないため、脳腫瘍を埋め込み、殺した」ことを知ったピーターは我にかえり、エゴに立ち向かうことに。

 

そして、ヨンドゥやロケット達と合流し、最後の戦いに挑むことに...

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3.感想

いやー、うん。普通に面白かったですwww

監督がもともとコメディ映画の監督ってこともあり、キレッキレのギャグのオンパレードが最高です!!!!

 

「ギャグ→ド派手な戦闘→感動」/70年代80年代テイストの音楽に乗っての大迫力な戦闘、これらはまさにガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの売りであり、真骨頂でもあります。

 

今回は2作目ということもあり、しょっぱなからラストまでギャラクシー感満載でやりきったところがよかったです。

 

本当のヴィランが最後までわからないという、いい意味で我々の予想を裏切ってくれた監督の手腕も今作の成功の要因のひとつでしょう。

 

また、今回のメインテーマはなんといっても「家族」です!!!

しょっぱなの対怪物戦で、あのひねくれ者のロケットが「ピーターが好きだから」 という理由でスピーカーを持ってきて、音楽が鳴るなか戦闘が始まります。ここだけでも「彼らが家族になってきているんだなぁ」と感じられます。

 

さらに、グルートがその音楽に合わせて踊るのを中心に戦闘が描かれるのですが、メンバーが戦闘中にグルートを気にかけているのもまた「家族」らしく、芸が細かいなぁと思いました。

 

他にも、今回の話の核となる「ピーターの家族の話」・「ガモーラとネビュラの姉妹の話」・「ドラックスの家族の話」・「ヨンドゥの仲間たちの話やピーターへの育て親としての心情」など至る所で「家族」を感じることができました!!

 

一方、クライマックスもヨンドゥが「父親」としての覚悟と共に、ピーターを助け、死ぬシーンはとても泣け、宇宙空間で行われた埋葬シーンは幻想的でとても感動しました。

 

これぞまさに「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」といった一作になっています。

 

しかし、エゴの従者?的な感じで出てきたマンティスですが、これといった出番はなく、しかも最後にはさらっとガーディアンズのメンバーとしてエゴと戦っているのにはびっくりしました(笑)ここがちょっともやもやしてますw

 

4.おわりに

今回の作品は、マーベルファンはもちろんのこと、見に行くか迷っている人たちも、ぜひ映画館で見てもらいたいです!!なんといっても、グルートがかわいい!!これだけでも、劇場に足を運ぶ価値があります(笑)

 

しかし、今回はギャグがぶっ飛んでる分、その内容も比例してぶっ飛んでますwww

ドラックスの下ネタがひどいのなんのw普通に「ペ〇ス」とか言ってますからね(笑)

なので、下ネタが嫌いな人や彼女などと行く方はご注意をww

 

それではまた!!